尾瀬ヶ原ハイキング
間があいて二回目のハイキングは、尾瀬ヶ原です。
自分は初心者コース登山の気分満々ですが、登山が趣味の人的にはのんびり自然を楽しむ散策なんだろうなと思いつつ、私は必死で歩いたよ。
それにしても
登山とかトレッキングとかハイキングとか散歩とか
トレイルとかアルパインとかクライミングとか
細かくていまいちわかってない…
ファッションに於ける
プレタポルテとかクルーズとかメディエタールとかオートクチュールとか
プレフォールだとかカプセルコレクション ……
みたいなものと通じ… 違
ということで、夜22時バスタ発の夜行バス【尾瀬号】に乗って尾瀬へ。
例によって遠足前の乗り物では全く眠れず、悶々と夜明け。
ここは最初の戸倉のバス停。あさやけがキレイ。
マイクロバスに乗り換えて、鳩待峠へ。
今回の尾瀬ヶ原ハイキングはこんな地図(拾い地図)
おおよそグリーンのルートを左回りにまた鳩待峠に戻ります。
それではスタート。このとき am5:30。
鳩待峠から山の鼻という箇所まで、三㌔ほどひたすら下ります(ということは帰りはひたすら上がるということ…)。
早朝のせせらぎなんて初めて。
とにかく空気が美味しい。
涼しい山を抜けて、
尾瀬!!
コレコレ!尾瀬って言ったらこの景色よ~
という風景を十分すぎるほどに堪能できます。
木道以外、人工物がない自然なのかーと思うと不思議。
色々と不思議な奇跡のバランスで成り立ってそうな土地です。
午前中は、水面もビタ凪状態で鏡のよう!
どこから観てもうつくしいなあ~奇跡のデザインだなあ。
涼しくて美しくてきゃあきゃあ言って喜んでました♪
この幻想的な池は【池塘(ちとう)】というそうな。
wikiによると高層湿原が形成される過程において、堆積した泥炭層の隙間が水で涵養された部分ができる。これが池塘であり、周囲とは隔絶された環境であるため、独特の生物相ができる。池塘と池塘の間は地上、地下の水路でつながり、時に泥炭層の一部が浮島として浮遊することもある。
神秘だねえ。
池溏には、色んな生物がいました。
姿を観れたサンショウウオちゃんは
それはもう のんびり優雅に過ごしてらっしゃって、本当に可愛かった。
天敵いないのかよ…くらいのんびりしてた。
振り返れば至仏山。雪が残っててキレイ!
雪が残っている山を近くで観るのも初めてでウキウキしてました。
水芭蕉も、もう時期としては終わりのほうだったにもかかわらず、咲き乱れるさまを堪能しました。
尾瀬の豊かな土壌で育った巨大水芭蕉に土地のパワーを感じました。
途中流れる川も尽く透き通り、魚屋水草もよーくみえました。
そんなこんなで一体どれくらい歩いたんだろう・・・
山小屋の集落みたいな場所に到着。
ドラクエみたい。
こんな…
ここでしばし休憩&甘味タイム
素朴で甘い!運動してると本当に美味しい。
この日、張り切ってカップラーメンを持参したものの、おやつを買い食いしすぎて食事できなかった。計画性のない小学生か…
でも見て。
尾瀬アイスの花豆アイスは2個食べました。優しいあずきっぽいお味。
そんなかんじで山小屋をあとにして、再び鳩待峠へ向かって木道!
いつか泊まって噂の星空拝んでみたい☆
帰り?は炎天下のなかひたすら歩く!
この日はお天気もやや雨マークで「雨具も要るねー」と心配していたのですが
行動中は、ほぼお天気で、気温30度にもなろうっていう真夏日お天気になりました。
高地ということで風が吹くと最高にキモチイイし汗もすぐ乾くので快適。
なのですが、20キロ歩いた時点で最後に下ってきた山道を登るっていう苦行が待ってて
3㌔、200メートルを登るのに、やっぱり案の定死にそうになり。
全く成長してないなーと思いながらゴール。。。
この日のアクティビティ記録
■歩行距離 24.2キロ
■歩数 33820歩
■登った階数 29階
最後に、6月下旬の日程でしたが、お花を観るにも最高のシーズンでした。
ピラピラモジャモジャしてる繊毛みたいな形状の花が好きらしい。
お写真は拝借~
普段の行動範囲では3種類くらいしかみれないスミレも、尾瀬ではこんなにー!
スミレがとにかく元気で咲いてて興奮した…
巨大な水芭蕉にも見受けられる通り、肥沃な土壌、手厚い保護により
かなり発育状態のいい植物たちが生き生きと佇んでいて、楽園のようで。
それはそれは素晴らしかったのです。
美しく咲く花を観ながら自然を保護するってどういうことか、ハイキングをするってどういうことか、などなどしみじみ考えてしまいました。