『エゴン・シーレ 死と乙女』 より紐解く『なぜ男性芸術家はモテるのか』問題について

こんにちは。
先日、映画『エゴン・シーレ 死と乙女』の試写会へ行って参りました。

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こちらのブログでは、補足として個人的感情をぶつけてますのであしからず。

さて。
シーレ役のノア・サーベドラはモデル出身のイケメン。

 

この無機質なモデルっぽいイケメン具合が、
エゴン・シーレの華麗なる“ゲス”っぷり

見事に表現しているような気もします。

ナルシストでエゴイストっぽいシーレの顔にも似てる気がしてくる。

すごく演出がうまい。
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今年は文春効果でゲスというちょっと口にするのに躊躇する男性像が市民権を得、

広く使われる単語となり流行語大賞はPPAPとの一騎打ちか、というね。

 

 

しかしながら、今更 流行るまでもなく、


いにしえより
芸術家にゲスは枕詞でセット販売。

 

実直で不器用 または ゲス
というのが2トップ
かも知れません。

(もちろん超ニュートラルな芸術家もいる!でもまあ2トップが芸術家然としていてスキャンダラスで破天荒で目立つということでしょうけど)


「シーレ 男として最悪だなー。でも絵カッコイイんだよなー
しかし本当に絶対付き合いたくないタイプだわー
でもいい絵なんだよなーもーーー!」

 と思いながら映画を観ておりました。

 

昨年観たターナーの映画(『ターナー、光に愛を求めて』)でも、ターナーったら気ままにフラフラ旅して港に女を作って、自分の事しか考えなくて当たり前、そして当たり前のように献身的にターナーに尽くす女性の存在が複数!当たり前のようにひとりじゃないんですよ…

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あんなにダメなのに、あんなにゲスなのに。

でも絵カッコイイんだよなー天才だわー。と思いながらこちらも鑑賞。


何故天才芸術家には(芸術に理解を示し)甲斐甲斐しく寄り添ってくれる女性の存在があるんだろう!?それもかなりの高確率だ!


因みに女性芸術家はそのような事例をあまり聞かない。
女優とかだったら破滅する男の話はゴロゴロ転がってるけど
そこには男を狂わす美がある。職業以前の大前提に美女であることね。

 

それは分かる。美人は無条件にイイ…。

 

その美に相当する価値が、ゲス系芸術家男性にはあるってことですよね。

なんなんだろね。

 

わからん。

 

私、自分自身も描き手なので、全然わからない。(わかるのが怖いw)

 

 

まあ、でも映画化向きの華麗なるドロドロ具合ということもあるかも。

シーレの芸術観・エロスへの想いというのは非常に画になる。

ただただ、そういうことなのかもしれないけど。

 

youtu.be

【描く事】を何より優先して、遠慮なくまっすぐやりたいようにやるエゴン・シーレに嫉妬する そんな映画でした。

芸のためなら女房も泣かす ゲス。


自分の信じる芸術の為に、ここまで自分勝手になれたら(しかもそれすら受け入れて貰えるミューズつき)画家冥利に尽きるでしょうね。
到底真似できない。



今、才能溢れる天才に恋してる方に特に観ていただきたい♪

ゲスに尽くすなとか苦労するわよ、とか 野暮な事は言わないから、


盛大に天才をけし掛けて

偉大な作品創造に一役買って欲しい。

 

 1月 28日(土)Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
公式サイト:http://egonschiele-movie.com/
配給:アルバトロス・フィルム

 

 

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